LOGO LAB JOURNAL

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AI × LOGO4 MIN READ

AIにロゴ案を出させる前に、人が決めておきたい5つのこと

プロンプトを書く前に、相手、主メッセージ、避けたい表現、競合との差、使用媒体を整理する実務テンプレートです。

AIは、入力された条件から案を広げるのは得意です。ただし、誰に何を伝えるかが曖昧なままでは、見栄えの違う案が大量に並ぶだけになりやすいです。

先に人が決めるのは五つです。誰に見せるか、何を一番伝えるか、避けたい表現、競合と変える点、最終的な使用媒体です。

01 / BEFORE PROMPT

プロンプトより前に決めることがある

最初に作るのは長い命令文ではなく、判断の基準です。案が出たあとに「どれが正しいか」を選べる情報から整理します。

五項目を一文ずつ書けば十分です。分からない項目はAIに埋めさせず、依頼者への確認事項として残します。

02 / AUDIENCE

誰に見せるか

年齢や性別だけでなく、どの場面で初めて見る人かを書きます。採用サイトを見る学生と、展示会で比較する購買担当者では、必要な距離感が変わります。

「20〜40代」より「初めて転職を考え、スマホで採用情報を見る人」の方が、AIにもデザイナーにも判断材料になります。

03 / ONE MESSAGE

何を一番伝えるか

信頼、速さ、親しみ、先進性を全部入れると、案の軸がぼやけます。最初に受け取ってほしい印象を一つ選び、補助する印象は一つまでにします。

言葉は造形へつなげます。「信頼」なら、安定した重心なのか、読みやすさなのか、長く使える静けさなのかまで決めます。

04 / AVOID

何を避けるか

避けたい色、既視感のあるモチーフ、業界で使われすぎた表現を書きます。「格好悪くしない」のような曖昧な禁止ではなく、見て判定できる条件にします。

AIの生成物には、文字の崩れや既存表現との不用意な類似も起こり得ます。出力は完成品とせず、人が調査・再設計・権利確認を行います。

05 / DIFFERENCE

競合との差

競合三社ほどを並べ、色、書体、モチーフ、構成の共通点を見ます。その上で、同じ業界らしさとして残すものと、変えるものを分けます。

「競合と違うもの」だけでは方向が広すぎます。「青い横長ロゴが多いので、単色でも識別できる縦型シンボルを試す」のように指定します。

06 / USE

使用媒体

看板、名刺、アプリアイコン、刺繍では、成立する細かさが違います。最も厳しい条件を先に書くと、後から作り直す案を減らせます。

AIの画面上で魅力的でも、16pxや単色で崩れる案はあります。出力後は実寸と白黒で確認し、用途に合わせて人が整えます。

VISUAL 01 / FIVE FIELDS

AIへ渡す前の整理テンプレート

01誰に見せる
02一番伝えたいこと
03避けたい表現
04競合と変えたい点
05主な使用媒体
一項目を一文で。未確定は依頼者への確認事項として残します。

誰に見せる、一番伝えたいこと、避けたい表現、競合と変えたい点、主な使用媒体を埋めます。この五行が、案を出す条件と選ぶ条件の両方になります。

生成後の評価方法を見たい場合は「AI Logo Brand System Benchmark」へ。AIごとの見栄えではなく、展開と修正まで同じ条件で比較しています。

AI Logo Brand System Benchmarkを見る →

VISUAL 02 / BEFORE AFTER

整理前と整理後では入力が変わる

01

整理前

先進的で信頼感のある格好いいロゴ

02

整理後

採用サイトを見る学生へ、技術の確かさを伝える。歯車表現は避け、24pxでも使える形。

03

評価

対象・主メッセージ・NG・差・媒体で採否を説明する

LOGO LAB JOURNAL制作。案件の条件に合わせて確認してください。

整理前の「先進的で信頼感のあるロゴ」では、評価軸がありません。五項目を入れると、誰向けで、何を避け、どの媒体で試す案かが見えます。

文章を長くすることが目的ではありません。出力を見たとき、採用・修正・却下の理由を説明できる条件が入っているかを確認します。

VISUAL 03 / FINAL CHECK

AIへ渡す前チェック

□見る相手と場面が具体的

□主メッセージは一つ

□避ける表現を判定できる

□競合との差が造形につながる

□最小の使用媒体が明確

□入力情報と利用条件を確認

案件の条件と確認結果を一緒に保存します。

五項目が具体的か、優先順位が一つか、禁止事項が目で判定できるか、媒体の最小条件があるかを確認します。

固有名詞や秘密情報を入力してよい環境かも、利用するサービスと社内ルールで確認します。AIの利用可否と成果物の権利条件は案件ごとに記録します。

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SOURCE / 出典

  • LOGO LAB JOURNAL編集部によるAIロゴ制作の実務整理。